自律神経について

自律神経という言葉をテレビや病院、様々な場所からお聞きすると思います。実際に僕もパーソナルセッションや、グループレッスンで発する言葉でもあるので、今日は自律神経についてを皆様と共有していきたいと思います!

自律神経とは?

循環器や消化器、呼吸器など活動を調整するため、無意識に24時間働き続けているのが自律神経です。自動的に反応する神経なので、呼吸・血液循環・体温調節・消化・排泄・生殖・免疫などの機能を無意識に調整しており、生命維持には欠かせない活動となっています。

自律神経には2つの神経が存在します。
①交感神経
②副交感神経

心と身体の状態を活発にする交感神経と、心と体を休ませる副交感神経が天秤にかけたようにバランスを取り合うことで私たちの健康は保たれています。

交感神経

活発になる。交感神経は主に昼間に活発に働いています。血管は収縮して血圧が上がり、心と身体は興奮状態となります。

✳︎交感神経が優位になりやすい時
⚪︎活動をしているとき
⚪︎緊張しているとき
⚪︎イライラや怒っているとき
⚪︎ストレスがあるときなど心臓がドキドキしている時に優位に働いています。

✳︎交感神経が優位で起こること
⚪︎血管は収縮して血圧が上がる。
⚪︎瞳孔が開く。
⚪︎心拍数が増える。
⚪︎胃の働きを抑制する。

副交感神経

夜間やリラックスしている時に優位に働きます。心と身体は休んでいる状態となり、血管は拡張して血圧が下がり、心拍数は減少します。

✳︎副交感神経が優位になりやすい時
⚪︎休憩、休息をしているとき
⚪︎リラックスしているとき
⚪︎睡眠をとっているときなど心が落ち着いている時に優位に働いています。

✳︎副交感神経が優位で起こること
⚪︎血管が弛緩して、血圧が下がる。
⚪︎瞳孔が閉じる。
⚪︎心拍数が少なくなる。
⚪︎胃の働きが活発になる。

出典:https://samona.co.jp/自律神経って何?自律神経の乱れの整え方/

まとめ

活発に働く時、緊張している時、イライラや怒っている時は交感神経が優位に働き、休憩している時、リラックスしている時、寝ている時は副交感神経が優位に働き、お互いにバランスを取り合いながら入れ替わり、私たちは健康を維持しています!

あまり意識して生活をしていないと思いますが、この神経が機能していなければ私たちは生きていけません。又、簡単に崩れてしまいやすい機能でもあるため日々の生活の中で私はどちらが優位なんだろうか?感じてみると健康を維持していく上で面白いと思います。

ピラティスは両方の神経をバランス取りながら60分のレッスンをしていきます。パーソナルセッションはその時の身体の状態を見つつ、どちらをどのように調和していくの考えながらセッションをしています。