走ってみたくなった

クライアント様のセッションでの一コマを紹介します。

個人セッションのクライアント様。手術の後遺症で身体の倦怠感や、動かしづらさを感じており、これをどうにか解消して日常生活を楽に過ごしたい。そんな想いからSumicaにセッションを受けにきてくれています。

手術の後遺症もあって、前進しては後退してを繰り返していました。切開するということは身体に大きな負担をかけてしまって、その場所がトラウマとなり感覚的に痛みや違和感が残ってしまうことが多くあります。

場所によっては身体全体の違和感に変わることも多く、生活の中で不調をたびたび感じられていました。夏の終わり頃でしょうか。

姿勢でいうと、身体は猫背までとは言わないものの、重心が前に来ており、太ももの前側が張っていました。その他日常生活の改善点など多々ありました。

セッションを積み重ねる中で、身体の方向性が定まり始め、地面を踏むことができ、背骨が伸長し始めるようになったことで頭部が背骨の上に乗っかり、頭部が伸びてくるようになりました。

セッションでこれはいい感じだな!と感じたのは前回のセッションです。
今回、セッションを始める前に「ここ何年も走る気になれなかったけど、この間何故か走ってみようと思い走ってみました!」

と話してもらえました。

物凄く嬉しいですよね。前回のセッションでいい感覚を僕も感じることができて、それがクライアント様も感じてくださっていました。

走るって行為はかなり気力が必要です。まず、走ってみよう、といった気力が湧いたことに喜びを感じますし、それだけ調子が良かったのかなと感じ取れます。

ご本人はとても真面目で、ホームワーク(家で行うケア、エクササイズ方法)を必ず、行ってくれます。意識をしてくれます。

ご本人が真摯にご自分の身体と向き合う事をしてきたからこその今があるので、僕はこのまま継続しつつ、更に向上ができるサポートや気づきを一緒に共有していきたいと思います。

セッションと日常生活は=で繋がり合います。身体を動かしやすく、心が穏やかな身体を一緒に探し、本来の自分を見つけること。

痛みや身体の違和感を感じることは普通ではありません。正常な身体は痛みも違和感も感じない身体です。

自然で楽な身体を目指せるように、これからもサポートをしていきます。