背中はその人の今を表すと言われたりしますが、そうなんだろうなーと思ったりします。
背中がどこか寂しげだと、小さく見えて
気力が充実していると大きく誇らしげに見えますよね。背中はココロとカラダの内面を映す外に向いた鏡なような感じです。
一般的には「胸を張れ!」と言いますが、僕としては「背中を広げろ」と言ってもいい気がします。僕たちは胸が前。背中が後ろと捉えて生活をしています。
東洋医学の陰陽で見ると、背中を「陽」胸側を「陰」と考えています。上半身の主要なエネルギーは背中の中央を通って、上り胸側の中央を通って下がるんです。
上に上るのが「陽」
下に下るのが「陰」
このような気の流れとなっています。
上に上る陽は活動のエネルギーなので背中が広がることはやる気や活動量を上げてくれるんですよね。
姿勢が悪い状態で胸椎(胸)や腰椎(腰)を圧迫すると気のエネルギーの流れは停滞します。
肩こりや腰痛など現代人が悩む慢性的な問題の多くは背中側に集中するのが当たり前なイメージに捉えることができます。
だけど背中を誤った使い方をしているのか?と考えるとそうはあまり思わないので、背中の「陽」の役割が果たされていないことにヒントが隠れているのかもしれません。
背中が反ることも閉じている、縮こめているイメージとなるので「停滞」ですよね。
こんなことを考えていると、ピラティスのレッスンも背中から動いてみるのもありだなと考えます。
スミカのグループレッスンではエクササイズを参加者のカラダの状態に合わせてレッスンを進めています。その方向性をもう少し広く多方面からレッスンに取り入れると新しい変化と感覚がまた生まれそう。
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