鬼滅の刃の世界観と東洋医学

全集中○○の呼吸という言葉で人気となった鬼滅の刃。
最初は失礼ながら作画が苦手で読んでいませんでしたが、『無限列車編』の映画がテレビで放送した時に初めて観て何だこの整った漫画はと思ったことがきっかけでハマりました。

鬼滅の刃は東洋医学の世界観が取り入れられているのではないかなと考えています。

鬼滅の刃は鬼退治をしていくのですが、そこで特殊な呼吸法を用いて力を発揮して倒していきます。(簡単なストーリー)

鬼滅の刃での呼吸法は『著しく増強させた心肺により、一度に大量の酸素を血中に取り込むことで、瞬間的に身体能力を大幅に上昇させる』働きを持っていて、

主人公の炭治郎が修行する際のセリフで「呼吸は肺だ。ちゃんとできていないという事は肺が貧弱なんだ。」というシーンがあります。

このシーンがまさしく東洋医学の世界観と被っている、ふむふむと思いながら読んでいました。

東洋医学でいう氣は肺によって全身に氣を巡らせて血や水を循環させると考えられています。ということは炭治郎は肺を鍛えることで巡らせる力を強くしようとしているのかな?

五行説と言って木火土金水という5つのエネルギーがあると考えられているのですが、鬼滅の刃の世界でも水や炎や雷、更に派生していくエネルギーが存在しているのでモチーフになっている気がしています。

炭治郎の周りには人がたくさん集まり、鬼が死んでいくときに悲しく死ぬではなく温かく死んでいきます。心が通うというのか、まさしくこれも氣の影響で炭治郎の氣が整っていて、氣の交流から周りを引き寄せる、温かくさせる、炭治郎自身の人柄が滲み出ているストーリーです。

身体の観点から観ていくとめちゃめちゃ勉強になります!身体に携わる方は一度読んでもらうと意味がわかってもらえるんじゃないかなー。

身体の観点から見るのも面白いけれど、ストーリー自体面白いのでぜひ見てほしい!

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