ピラティスには6つの原理原則があることをご存じでしょうか?
最近では「マシンピラティス」や「韓国のインスタグラマーさんが載せていたからやってみたい」といった声をよく聞きます。
筋トレやダイエットの印象が先行していますが、実はピラティス本来の目的とは少し違う方向に進んでしまっているのが現状です。
今回は、ピラティスがどのような考え方で作られたのか?を改めて見直してみましょう。
ピラティスの6つの原理原則
ピラティスは、以下の6つの原理原則に基づいてエクササイズが考案されています。
1. 呼吸(Breathing)
2. 集中(Concentration)
3. コントロール(Control)
4. 中心(Center)
5. 精度(Precision)(正確性)
6. 流れ(Flow)
これらの原則は、エクササイズの“やり方”ではなく、“あり方”を示す軸でもあります。
> 今、自分が受けているピラティスや、教えているピラティスにこれらの要素は含まれているでしょうか?
> 一度、立ち止まって確認してみてください。
リードピラティス協会が大切にしている6つの原則
私たちリードピラティス協会**では、ピラティスの原理原則を大切にしつつ、ボディワークや身体感覚の視点を加えた独自の6つの原則も掲げています。
1. 呼吸(Breathing)
2. 伸長と拡張(Elongation & Expansion)
3. 方向性(Direction)
4. 緩む(Relaxation)
5. 筋膜(Fascia)=身体のつながり
6. リズム(Rhythm)
これらは、単に体を「鍛える」のではなく、整えていく”ために欠かせない要素です。
合わせて12個。でも自然と身につくもの
ピラティスの6原則+リードピラティス協会の6原則。
一見すると多く感じるかもしれませんが、体のことを理解していくと自然と体得できるものです。
どれも「健全な身体」をつくるための道しるべ。ぜひ、頭で覚えるよりも、身体で感じてみてください。
次回は、それぞれの原則をもっと詳しくご紹介していきます!