3月23日、24日とリードピラティス協会の指導者養成講座でした。
養成講座の初日と2日目は座学を中心に少し実験や変化の体験を入れつつ進めていきました。
養成講座は約1年ぶりに行います。この1年間内容の見直しやリードピラティス協会がどうあるべきかを考えて再構成をしていました。そのおかげか私自身はこの2日間、良い時間を過ごすことができたと思っています。(受講者の方も同じ気持ちでいてくれると嬉しいですが笑)
1日目はピラティスを中心とした座学。ピラティスの歴史や原理原則、リードピラティスがレッスンを通して目指す場所や原理原則をお伝えしました。ピラティスの歴史は残っている書物が多くありません。私自身受講した養成講座や今ある書物の中から噛み砕きつつお伝えをしています。
2日目は体のことを中心とした座学と実技を行いました。実技は大阪のヒロさんが考案されたIMACを少し紹介させていただきつつ、IMACから体がニュートラルになる体験を一緒にしていきました。IMACは可動域評価をして制限をみつけて制限を取ることでニュートラルに近づけるといった概念があります。
私たちのリードピラティスはピラティスを通して体の制限を減らしニュートラルに近づけるイメージでいます。ニュートラルの概念を軸に置くと痛みがある箇所や特定の部位のみにフォーカスを当てる必要がなく、体のバランス整い、元気で健康な状態、動きやすい状態となります。
このような体の変化の体験はピラティスとは異なるワークを用いて経験することで、ピラティスから変化を促した際により良い感覚で感じられると考えています。
ピラティスはエクササイズであるものの、体の再教育を図るメソッドだと考えています。ピラティスを通して日常の変化を感じる日常の変化がピラティスで感じることができる。ピラティスをするためのピラティスの時間ではありません。
1年ぶりの講座でしたが、講座を通して協会の概念を再確認することができました。次回もよろしくお願いします。
スタジオスミカ/一般社団法人リードピラティス協会
代表 堀江卓嗣
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