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お腹を緩める大切さ|身体の中心に気づくこと

先日のレッスンで、あるお客様が「そういえば、私たちはお腹をストレッチすることはないですよね」
とお話しされました。

その気づきに、僕もとても嬉しくなりました。本当に、その通りなんです。


お腹に意識を向けたことはありますか?

「脂肪が気になる」「弛んでいる」「腹筋を割りたい」など、外見に対する意識はあっても、 お腹そのものを身体の中心として見つめる機会は、案外少ないかもしれません。


お腹はエネルギー(氣)の貯蔵庫

東洋医学では、おへそ周りにある丹田(たんでん)は「氣が貯蔵される場所」とされています。
また、臓器で見ると「腎臓」もお腹に位置しています。

お腹を硬くすると、氣の流れが悪くなり、疲れやすい身体・回復しにくい身体になりやすいのです。
もちろん、腎臓だけでなく、お腹周りには多くの内臓器官が存在していることも忘れてはいけません。


なぜお腹が硬くなりやすいのか?

お腹を固める要因は、日常生活の中にたくさんあります。

- 腹筋運動のやりすぎ(動かした後のケア不足)
- 立つ、歩く、座るなど、日常の基本動作での負荷
- 外部からのストレス
- 緊張や不安から、自然に身構えてしまう反応

外からのストレスに対して、本来は自然に「守る」力が働くのですが、元々巡りが悪く、お腹が固まっていると、守ることができずに、さらに緊張・不調を深める悪循環に入ってしまうこともあります。


筋肉を緩めること=エネルギーを巡らせること

お腹だけに限らず、どの筋肉も「固めすぎる」ことでエネルギーの流れが悪くなります。

ここでいうエネルギーとは、
- 血液
- リンパ液
- 氣(エネルギー)

これらすべてを含めています。

流れが悪くなれば、

- 浮腫みやすい
- 冷えやすい

といった体調不良にもつながりやすくなります。


お腹を緩める方法

お腹を緩めるためには、必ずしもストレッチをしなければいけないわけではありません。

例えば…

- 湯たんぽでお腹を温める

- ゆっくり呼吸を通すイメージを持つ

こうしたシンプルな方法でも、お腹は少しずつ緩み、エネルギーが巡りやすくなっていきます。


最後に外見だけを意識して、

腹筋を割ることや、ただ鍛えることに偏りすぎず、「お腹は身体の中心であり、エネルギーの源」

そんな視点から、優しく向き合ってみてください。

今日からできる小さなケアが、身体全体の巡りを整え、心地よさへとつながっていきます。

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