先日のレッスンで話をされたお客様の言葉かブログを書いています。

レッスンの序盤でお腹を緩めるリリースを行なった後に「そういえば、私たちはお腹をストレッチすることはないですよね」と身体の気づきと疑問を持たれていました。

そのお客様の仰られる通りですごく良い気づきだなと僕も思って、ついついレッスンの時にその気づきめちゃくちゃ大切ですよね！とお伝えして嬉しくなりました。

皆さんはお腹のことを考える機会ありますか？

脂肪が気になる、弛んでいる、腹筋を割りたいなど外見を気にすることは男女ともにある気がしますが、お腹は身体にとって必要不可欠が沢山詰まっています。

東洋医学の観点から見たときに氣が貯蔵される場所が丹田です。おへそあたりですね。臓器でみると腎臓です。お腹に気を貯めるのでお腹を硬くすることで流れを悪くして疲れやすい身体になりやすくなります。腎臓だけではなく、お腹の周辺には内臓器がありますよね。

それ以外にもお腹を割りたいから腹筋をたくさんする、腹筋をたくさんして動かすだけ動かしてケアをしない方が多いです。僕らは立つ歩く座ることをしています。この動作だけでも腹部の筋肉は勝手に動いているので常に動かし続けることで緩めてあげないと固いままになります。

僕らは生活していく上で必ず外部からのストレスを受けて生活をしているので本来であればそのストレスから身を守れるようになっているのですが、極度な緊張や嫌なことがあるとどうしても身構えてしまいお腹を固めます。これは自分を守る自然な現象なのですが、なぜ固めてしまうかというと、元々身体の巡りが悪くお腹を固めていたことから守られない印象です。

お腹だけではありませんが、どの部位の筋肉も固くしてしまうことでエネルギーの流れが悪くなります。血液やリンパ液など全て含めてエネルギーと呼んでいますが、悪くなるとそれが浮腫になることもあるし冷えることにもなるので、固めるだけでなく緩めることも大切に考えていきましょう。

お腹はストレッチでなくても温めることで緩むこともできるので湯たんぽなどで温めてくださいね。

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