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上半期のリードピラティス協会養成講座も、day5・6が終了し、早くも来月で修了を迎えます。

今月は、本格的にピラティスのエクササイズに取り組むフェーズへと進みました。
リードピラティスでは、リリース・プレピラティス・上肢ピラティス・下肢ピラティス・統合ピラティスと、分割してエクササイズを学んでいます。

今回は「上肢ピラティス」と「下肢ピラティス」の回でした。どちらも、単体で動くエクササイズをイメージしてください。

• 上肢ピラティス:上半身がメインとなるエクササイズ

• 下肢ピラティス:下半身がメインとなるエクササイズ

養成講座の中では、リードピラティス協会と他団体の講座との違いについても話題になりました。

リードピラティス協会の特徴として、
✔「呼吸とエクササイズをつなげる」
✔「呼吸の誘導を大切にする」
✔「エクササイズを細かく分解して行う」といった点が挙がりました。

また、「養成講座でどこまで学べる環境を作るべきか」「解剖学をどこまで掘り下げるのか」「エクササイズの数はどのくらい必要か」といった点についても考えました。明確な答えはなく、団体ごとに方針は異なります。

リードピラティス協会の方針としては…

体の勉強(解剖学を含め)を行うが、細かく突き詰めすぎない
まずは「体」という大きな括りをなんとなく理解することが大切だと考えています。
「これは○○筋」と細かく覚えることよりも、「体ってこんな風になっているんだ」「すごい仕組みだな」と感じることが、学びの入口になります。

解剖学も同様で、ざっくりと「このあたりにこんな筋肉がある」「この動きの時にここが働く」とイメージできるくらいで十分。それよりも、まずは感覚を重視します。

「この動きをすると、体にこんな変化が起きる」

「このポジションだと、こんな風に動きやすい」

そんな体験を積み重ねていくことが、後々の大きな変化につながると確信しています。
また、指導する立場になった時、動きの変化を実体験として伝えられることはとても重要です。
解剖学は必要になったタイミングで深く学んでも遅くはありません。まずは「なんとなく理解する」ことから始め、シンプルに捉えることを大切にしています。

試験は実施しない(以前は実施していた)
現在、リードピラティス協会では試験を廃止しました。その理由は、講座の時間を「試験のためにエクササイズを覚える時間」にはしたくなかったからです。

動きや体の探究は、とても面白いもの。
せっかく学ぶ時間を確保しているのに、「試験のため」にエクササイズを型にはめて覚えるのは、本来の学びの意義とは違うと感じました。また、試験対策の時間を、実際に学ぶ時間に充てたほうが、今後のためになると判断したことも大きな理由です。
その代わり、今後は練習会などの機会を増やし、学びを深められる環境を整えていきたいと考えています。

講座の範囲と、どこで線引きをするか…
これもまた、とても難しい問題です。伝えたいことはたくさんありますが、それをすべて詰め込もうとすると、おそらく1年はかかってしまうでしょう。
そのため、現在の養成講座の形を維持しつつ、より深く学びたい方にはアドバンス講座で補っていく形を取っています。

今回のday5・6では、受講者の皆さんと、こうした考えを共有する時間もありました。
受講者の方が感じていること、考えていることを直接聞ける機会は、私自身にとっても貴重で、とても嬉しく、興味深い時間でした。

来月はいよいよ最終回。最後まで、しっかりとサポートしていきたいと思います。

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