皆さんの基礎体温、平熱はどのくらいですか?
コロナが流行して体温を測定する機会が多くなったと思います。自分の体温を知っておくことがどうして必要なのかを今日は共有していこうと思います!
基礎体温は、生命維持に必要な最小限のエネルギーしか消費していない安静の状態にある時の体温のことです。生活の中では唯一、「寝ている時の体温」になります。
妊活や女性の生理周期を知るために大切です。女性はぜひ、知っておくと体調のコントロールが上手くできると思います。
平熱とは、朝、昼、晩と体温を測って、その平均になります。平熱は高い方がいいことがあります。
体温が低いよ、とか、高いよ、とか一度は話したことがあるかと思いますが、低体温(体温が低い)はデメリットが多いんです。
「免疫力が低下すること」
低体温だと、免疫力が低下すると言われています。逆に体温が上がると血液の流れが良くなり、免疫力が高まります!
血液には私たちの身体を構成する約60兆ほどの細胞に酸素を送り届け、代わりに老廃物を排出、持ち帰る働きがあるんです。その血液の中に、免疫機能を持った白血球が存在して、白血球が身体の中を巡ることで、体内の異物を探しています。
このことから体温が下がると血流が悪くなり、免疫力が低下し、体内の異物を見つけても、素早く戦って排出してくれる白血球を集めにくくなり、ウィルスや細菌に負けて症状が出やすくなります。
白血球はウイルスだけでなく、がん細胞が身体の中にできるたびに、死滅させてくれるので、大切な機能ですね!
ちなみに平熱の良い温度は36.5~37℃と言われています。
なぜ、低体温になる?
よく低体温になる原因は筋力不足と言われています。もちろん、筋力不足の可能性は十分にありますが、基本的に日常生活を送ることで必要最低限の筋力は皆さんついています。
僕の考えやお客様にお伝えしていることは
①生活を整えること
② 筋肉の強張り(硬さ)を解消すること
③入浴すること
④冷たいものをがぶ飲みしないこと。
以上の4点に気をつけていただきたいです。
4つを簡単に解説します。
①生活を整えることはこの中のキーワードは2つ
「食生活」と「睡眠」です。
食生活は甘いもの、カフェイン、小麦などを多くとっていないか?睡眠は夜遅くまで起きていないか?日付が変わるまで携帯を触ったり、ゲームをしていないか?単純なことです。まずはここを整えなければいけません。
②筋肉はピストン運動で動いています。硬くなるとこはピストン運動が制御させれしまうので、緩める、伸ばすことで正常な働きを促し、働いてもらうことからです。筋肉をつけるよりも流れが良くなります。
③入浴すること
現代はシャワーだけで済ませてしまう方は多くいます。湯船につかることで深部から表面まで温まって、なおかつ身体を緩めてくれます。気持ちも緩まるので一石二鳥です。
無理に入れとは言いません。なるべくであれば入ることを心がけてみてください!
④冷たいものをがぶ飲みしないこと。
冷たいものは内臓を冷やします。内臓が冷えると働きが弱くなるので、冷たい飲み物やアイスはがぶ飲み、たくさん食べないように、飲み物は常温をお勧めします。
僕は子どもの頃から20代半ばまで平熱は低かったです。35℃台でした。今は36.5℃以上をキープしています。1℃上がることは身体にとってすごいことで将来のためには大きなことです。
皆さんも気をつければ必ず平熱を上げることができるので低い方は一度、どんな生活をしているか、向き合ってください。
ご自身でできない時は、お気軽に 相談してくださいね!