2020年も1ヶ月近くで終わろうとしています。今年はまさかのコロナが流行して誰もが想像しない世の中となりました。僕も例外ではなく、ピラティススタジオをコロナ禍の中オープンさせました。
スタジオをオープンさせたものの、広告を出していいものなのか、アクティブに宣伝をしてもいいものなのか、未だに正解がわかりません。結果として広告・宣伝は行わず、探し出してくれた方にお役に立とうと数ヶ月行ってきました。
そろそろ広告を行おうと考えていますが第3波と言われるほどの感染者が拡大しているのでどうなのか、世の中の感覚を見ながら慎重に進めています。
感覚を信じて、感覚の中で取捨選択をしていかないとこの時代苦しくなります。僕も悩むことは多いし、考えることが多い性格なんですが、考えたことで始まらないとも思っています。悩めば悩むだけ不安に襲われ苦しくなると思いますし、そんな時は身体が整っていないんだろうな、気が足りてないんだろうなと考えています。
今年は東洋医学を学び始めて、考え方がシンプルになり始めていることも実感しています。この状況で学び始めたタイミングが良かったなと思っています。
便利な世の中、コロナ禍、色々世の中は変わっていて、この時代にこの職業は必要だろう、不必要だろうと言われるようになっています。
僕らの健康業界、フィットネス業界も必要と言われる方もいれば、コロナ禍で不必要だと分かったよねと言われる方もいます。
僕はこの時代だからこそ必要だろうと感じました。
生きていく上で必須なのは健康で元気であることです。心と身体が健康であれば身体は整うし、気は満ちて動くことができます。
心と身体が不健康だと、身体は整わず、不調を覚えることが多いです。世の中の流れに流されて不安になったり、嫌気をさしたりすることも多いと思っています。
僕のピラティスは自分の身体と向き合うことの大切さをお伝えしています。心と身体の気づきを得ること、痛みや不調、考え方、何かに気づきを得れば、それだけで良い方向に向かうと思う。
仕事の基本は他者をケアすることだと思っています。僕の場合は不調を快調にする。
例えば、家を建てること、大工さんも家を建てることで快適な空間を住む人に提供することをされています。飲食業の方は食べ物で、病院は医療で、上げたらキリがありませんが、世の中に不必要なことってあまりないんじゃないのかなと思っています。
僕は自分の職業にやりがいを持っているし、価値があると思っています。誰かに求めてもらえる以上、真摯に向き合っていきたい、そう思いながら養成講座も行っていますし、伝えています。
ただ、最終的にはスミカのお客様には自分で自分をケアできるようになってもらいたいのが僕の想いです。何はともあれ、どんな仕事もどんなこともそこに意図があれば必ず必要な存在なんだと感じています。