呼吸について【ピラティスを知ろう⑤】

呼吸を意識したことありますか?
人により呼吸数は変わりますが、平均で1日2万5千回ほど呼吸をしているようです。びっくりしますよね。

吸って、吐いてを2万5千回しているわけなのでたくさん吸える、たくさん吐けることがココロとカラダに良さそうです。

呼吸は無意識にしているから、呼吸するのが当たり前になっていますが、意外と自分は浅いのか?深いのか?
考えることがありません。呼吸は凄く大事なことなので、呼吸が浅いのか?深くできているのか?それで良いので1日のどこかで意識してほしいです!

ピラティスは胸式呼吸
ヨガは腹式呼吸と言われています。なぜか呼吸は胸式と腹式とで分かれています。。。

胸式と腹式がどんな呼吸なのか簡単に紐解いてみましょう。

●胸式呼吸
胸式は胸を膨らませるように吸って、胸を締めるように吐くと言われています。
交感神経と言って興奮・活動するための神経を活発にするよと言われています。

●腹式呼吸
腹式はお腹を膨らませて呼吸をしましょうと言われています。
交感神経とは反対で副交感神経と言ってリラックスさせる神経を優位にすると言われています。

上記のように胸で呼吸をするのか、お腹で呼吸をするのかと分かれているのが現状のピラティスとヨガです。

ただ、呼吸を分ける必要があるのかは疑問です。
私たち人間がなぜ呼吸が必要だと思いますか?

シンプルに私たちが生きるために呼吸は必要だと考えます。
呼吸をすることで体内に流れている血やリンパ液などの流れを良くしている、巡らせているのが呼吸です。

呼吸は巡らせるために必要なことなので、胸式や腹式を意識することは特に必要ありません。
「肺」と「横隔膜」この2つが大きく動くこと、膨らむのことに着目をして呼吸をすることが最も大切なことと考えています。

スタジオスミカのピラティスは胸式呼吸や腹式呼吸を分けて呼吸をしません。
「肺と横隔膜」が大きく動く状態を目指して呼吸をしていきます。そのためにイメージしていることが

「背中」「肋骨」「胸」が3次元に膨らむこと。このことを意識して呼吸をしてみてください。

イメージの中で背中が意識しやすいのか?肋骨が意識しやすいのか?胸が意識しやすいのか?
皆さんそれぞれ違うと思うので面白いですよ。その違いも感じながら呼吸をしてくださいね!

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