ピラティスではエクササイズを行う前の姿勢をファーストポジションと言います。ピラティスのみでなくトレーニングやエクササイズでも開始姿勢はありますよね。
このファーストポジション(開始姿勢)はピラティスのエクササイズを行うよりも重要な役割を果たしています。ファーストポジションが取れていればエクササイズも良い動きで動けたり、癖や気をつけるポイントをより知ることができます。
ピラティスは仰向けで行うエクササイズが多いです。仰向けの姿勢だけでも見るべきポイントは沢山あります。
- 脚の位置
- 手の位置
- 胸部の位置
- 頭の位置
などざっくりと出していますが、他にも確認する箇所はあります。細かく見ると
- 足の裏
- 足首
- 膝
- 股関節
10箇所以上は確認するべきポジションが存在します。インストラクターは必ず知っておくべきポイントです。
なぜファーストポジションが大切なのか、「見れる」「姿勢が作れる」といいのか
- 筋肉が正しく使える。(伸長・伸びる)
- 筋肉が緊張せず(硬くなるイメージ)動かすことができる。
- 程よく刺激が入り、筋肉は程よく緩む。
- 間接可動域(関節の動き)が広がる
- 呼吸に繋がる
- 軸が整う
など利点がたくさん存在します。なので闇雲にエクササイズを行うのと、姿勢を整えて行うのではその後の変化やこれから先の変化は違うものになります。闇雲に行うということは目先の運動になるので、効果があったとしても、体には負担がかかっていることが多くあります。
普段ご自宅でエクササイズをされている方へ簡単なファーストポジションの情報として、
①股関節(脚の付け根)
②膝
③足首
④人差し指
この4つが一直線上にセットできていることに気をつけて、ご自宅でエクササイズを行ってみてください!
分からないことはお気軽に聞いてくださいね!
スタジオスミカ/一般社団法人リードピラティス協会
代表 堀江卓嗣
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