4月15日16日と大阪のTENでIMAC筋筋膜のセミナーに参加してきました。
筋膜という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、数年前から人気なワードですね。
「筋膜リリース」「筋膜はがし」「肩甲骨はがし」など筋膜という言葉から様々な言葉が生まれました。
筋膜はがしや肩甲骨はがしは偽物ワードと言っても過言ではありません。ただの売り文句のようなイメージをしてもらえるといいと思います。
またの機会に筋膜をブログでまとめるので、今回は簡単にご紹介。
筋膜は全身を包み込む膜です。(本当に簡単。笑)
今回のセミナーでは
・筋膜の発生
・筋膜と体の繋がり
・手技(圧、方向、層)
・奇形八脈と体
・筋膜と経穴
・宗穴と奇形八脈
など座学と実技を交えつつ2日間学びました。ヒロさんに学ぶからこそ価値があって、本来の筋膜リリースを知ることができます。
内容は主に実技で進んでいきましたが、筋膜には層があります。表層と深層、骨の下の層や内臓を包む層などそれぞれ触れた時の圧が変わります。その感覚を確認できた時間はとてつもなく有意義な時間になりました。
今回のセミナーは本当に貴重な少人数でした。いつもならあり得ない。だからヒロさん自身にワークさせていただく時間も何度もあって、直接感覚を教えてもらい、良い圧なのか、方向はいいのか、層を捉えることができるのかを知ることができました。本当に楽しかった。直接触り知ることができるので本当に有意義だったんです。楽しかった(2回目)
あまり感想を書いていても面白くないので、なぜヒロさんから筋膜、筋膜リリースを学ぶことに価値があるのかを書きたいと思います。
まず僕自身ヒロさんの心と体の考えから向き合い方に尊敬しているとともに、ヒロさんが生み出されたIMACで自分自身のセッションが変わっていきました。まず前提として、ヒロさんをリスペクトしていることに価値があることから描かせていただきます。
TENのヒロさんはロルフィングというボディワークをされています。その中でIMACというワークを生み出されました。
ロルフィングとは米国生まれの手技療法。軟部組織(筋肉、筋膜、靭帯、腱など)に働きかけて、姿勢と動きの両面から体全体のバランスをとることを目的とする。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/2/1/2_1_37/_pdf
ロルフィングの創始者はアイダ・ロルフ博士と言います。米国コロンビア大学で生化学の博士号を取得され様々な治療法を研究しつつ、軟部組織に働きかけて、体の部位をあるべき場所に配置し全体のバランスを調整する理論と技術を開発しました。
①筋肉、内臓など体内にあらゆる器官を取り組み支持している「筋膜」に着目した。
②体全体の姿勢と動きを「重力」とのバランスで捉えた
ロルフィングでは腰痛などの個別の症状そのものに焦点を当てず、その要因となっている体全体のバランスの崩れに対して働きかけます。その働きかけている箇所は軟部組織である筋膜です。
ロルフィングの手技ワークとして筋膜にアプローチしています。
元祖と言っていいのか、言葉が見つかりませんが古くから筋膜に焦点を当てていたワークがロルフィングです。その点からロルフィングを学ばれているヒロさんから筋膜を学ぶことに意義があり、貴重な時間な訳です。TENのセミナーはどの時間も僕にとっては貴重ですが。
写真は大阪北浜にあるBROOK LYN Coffee-ブルックリンコーヒー。大好きなアメリカーノ。
10周年イベントの日に行けました。
スタジオスミカ/一般社団法人リードピラティス協会
代表 堀江卓嗣
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