数年前から筋膜という言葉が流行り始めました。実際に私も筋膜という名前を聞いたのは今から10年ほど前です。
ピラティスを学ぼうと思ったきっかけは意外にも筋膜からなんです。
先日TENにて筋筋膜のセミナーを受講したので、改めて筋膜とはどんなものか?なるべく分かりやすいようにブログでまとめてみようと思います。
筋膜とは・・・
筋膜は体内のどこにでもあり、あらゆる器官を覆って繋いでいるので、骨や筋肉を触察する時でも、実際には筋膜を通して触れていることになります。筋膜は体の中身を構成する組織であり、厳密に言えば各器官は筋膜に包まれているのではなく、筋膜の中で発達・形成されているのです。
https://rolfing.or.jp/introduction/fascia_network.html
筋膜は筋肉を覆っているだけと思われがちですが、結合組織(骨、腱や内臓)も覆っています。
写真のようにそれぞれの繋がり合いながらその繋がりが無数に存在しています。
筋膜は体全体を包んでくれています。役割は姿勢を真っ直ぐに支えてくれるイメージでしょうか。
体を支えるのは骨や筋肉が想像できそうですが、実は主に働いて支えてほしいのは筋膜なんです。(もちろん、骨なども関係します)
筋膜はサポートの臓器とも言われています。筋肉で姿勢を支えるのではなく、筋膜で支えようとすると内側からしなやかに支えられることができます。
スタジオスミカ/一般社団法人リードピラティス協会
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