10月〜11月にかけて、鼻水やくしゃみ、肌荒れなどの症状を訴える方が増えてきました。中には蕁麻疹のような症状が現れる方もいらっしゃいます。
東洋医学では、体内に不要なものが溜まると、それを外へ排出しようとする働きが強まり、上記のような症状が現れると考えられています。現在、暦の上では冬ですが、季節の感覚としては秋が続いています。この時期は、呼吸器や皮膚が体内の不要なものを外に出す働きが強まるため、花粉症や肌荒れが出やすいと言われています。
体の状態としては、以下のようなことが考えられます。
• 気が不足している
• 気や熱が上半身に上がっている
• 巡り(循環)が滞り、不要なものが溜まっている
これらの状態を改善するためのポイントをご紹介します。
1. 体の緊張を緩めること
体は適度な緊張と緩みが必要です。過剰な緊張が続くと巡りが滞り、結果的に呼吸器や内臓への負担が増してしまい、体内に不要なものを溜めやすくなります。適度に緊張をほぐすことが、巡りを良くする第一歩です。
2. 循環を良くすること
循環を促すためには、深い呼吸が欠かせません。呼吸が浅くなっていないか、横隔膜がしっかり動いているかが大切です。穏やかでたっぷりとした呼吸ができると、体内の循環が整い、不要なものをスムーズに排出できます。
3. 食事を振り返ること
体の緊張が強いと、刺激の強いものを欲しがる傾向があります。甘いもの、小麦、アルコール、カフェイン、添加物の多い食品を過度に摂取していないか振り返ってみてください。これらの食品が体に負担をかけ、症状を悪化させることもあります。少し控えることで、体が楽になるかもしれません。
4. 腸内環境を見直し、便通を整えること
体には排泄機能が備わっています。もしほぼ毎日スムーズに排泄できていないとしたら、体に不要なものが溜まりやすくなります。便通は自律神経にも関わりが深く、ストレスや寒暖差、睡眠不足などが影響を与えることも。腸内環境を整え、生活を見直すことが重要です。
アレルギー症状の改善を目指すために心がけたいこと。
• 体の緊張を緩める
• 日々の呼吸を深くし、循環を促す
• 体に負担のかかる食品を減らす(甘いもの、小麦、アルコール、カフェイン、添加物)
• 便通を良くする
これらを見直し、ご自身の体を優しく労わってみてください。
一人で難しいと感じる方や、体の緩みを体感したい方は、ぜひスミカのセッションにお越しください。セッションを通してヒントを見つけ、一緒に改善を目指していきましょう。お気軽にご相談くださいね。