私たちは1日にどのくらい呼吸をしているか知っていますか?
およそ 20,000回 と言われています。
数字だけ見ると驚きますし、実感が湧きにくいかもしれません。でも、これだけ呼吸をしているということは、それだけ私たちの体が循環を促し続けているということです。
さまざまな呼吸の仕方
浅い呼吸、深い呼吸、速い呼吸、ゆったりした呼吸、肩での呼吸、腹式呼吸。
人によって呼吸の仕方は異なっています。けれども、呼吸について勉強する機会はほとんどなく、「何が正しいのか、正しくないのか」分からない方も多いのではないでしょうか。
ただイメージしてみてください。深く、ゆったりとした呼吸をしているときの方が、落ち着いていて、体の中で循環が広がっていくような気がしませんか?
リードピラティス協会の呼吸の考え方
一般的に「ピラティスは胸式呼吸」と言われます。しかしリードピラティス協会では、呼吸の筋肉である 横隔膜を正しく使うこと を大切にしています。
横隔膜が働くことで、深くゆったりとした呼吸が生まれます。その呼吸をピラティスのエクササイズとつなげることで、心と体の両方にアプローチすることができます。
呼吸が動きを変える
ただ呼吸をするのではなく、深くゆったりとした呼吸が循環を促し、体を安定させる。
その安定を基盤にして、体をより自由に動かすことができるのです。リードピラティス協会では、呼吸を深めることを探求しつつ、学びを重ねています。