毎月、楽しく養成講座を開催しています。今月のテーマのひとつは「全体性」でした。
目の前にいる方を、どう観察するのか。これは、グループレッスンで特に大切になる視点です。
複数の方と同時に動く中で、一人ひとりに丁寧に伝えたい気持ちはあっても、時間には限りがあります。
少人数制であればある程度可能ですが、それでもやはり限界があります。
だからこそ大切になるのが、“いかに的確に、早く、目の前の人の状態をキャッチするか”。
ここに尽きると感じています。
目の前の方を、一部分ではなく全体として観る。体の一部にとらわれるのではなく、全体を通して、何を感じるか。
その方の雰囲気、呼吸の深さ、立ち姿、全身の中でどこがアンバランスなのか。
そういった「全体を感じる目線」を持つことには、とても大きな意味があります。でも、実はこうした視点を学ぶ機会って、意外と少ないんです。
リードピラティス協会では、ただ動きを教えるのではなく、「どう観るか」「どう感じ取るか」を大切にした学びを積み重ねています。
一緒に、観察する力を深めていきましょう。