今年は、本当にたくさんスタジオスミカのことを考えました。
どうしたら、スミカという場が「笑顔があふれる場所」になるのか。
スタジオスミカを作った時、ここは「心地が良くて、落ち着ける場所」でありたいと思っていました。
スミカ=住処。
だからこそ、「また体を整えに来たよ」「動かしに来たよ」と帰ってきたくなるような場所でありたいと。
どうすれば、もっと多くの人に知ってもらえるのか。
そんなことを考えることが増えましたが、僕は経営が得意なわけでも、ビジネスの知識があるわけでもありません。
ただ、体が好きで、体のことを学び続けて、それがどうやって周りの人に良い影響を与えられるのかを、いつも考えて生きています。
体はどうしたら痛みを生むのか。どうしたら、楽になるのか。
そして、どうしたら心が躍り、「楽しい」「幸せだな」と感じられる時間になるのか。
人間は感情を持ち、ストレスを感じながら生きています。そのストレスを「良い刺激」として受け止められるように、スミカという場が、少しでも支えになれたらと思っています。
僕が常に大切にしているのは、「スタジオで全てが完結しないようにすること」。
スミカは「非日常のリセット空間」ではなく、日常が流れる場所。
だから、ここで整えたこと、感じたことが、家に帰って、日常で生きていく。その過程こそを大切にしてもらいたいのです。
まだ2025年は終わっていませんが、この一年を振り返ると、色んな感情が混ざり合いながらも、「原点に戻った」ような気持ちでいます。
結局、僕はこの空間で、ピラティスとボディワークを通して人に関わりたい。そして、これからもずっと続けていきたい。
スタジオスミカは、気軽に心と体に向き合い、整えられる場所。
心があたたかく、体が健康でいられるように。笑顔で「幸せだな」と思えるように。
これからもそんな、穏やかでやさしい場でありたいと、改めて感じています。



