自律神経は、私たちの体内で24時間休まず働き続けています。
ですが、交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、体調にも大きな影響が現れやすくなります。
この記事では、自律神経が乱れる原因と、乱れたときに体に起こる変化、整え方のヒントをお届けします。
自律神経が乱れるとどうなる?
自律神経のバランスが崩れると、体や心にさまざまな不調があらわれることがあります。
主な症状
- 不眠
- 目覚めが悪い
- 頭痛がおさまらない
- 食欲がない
特に、僕自身の経験から言うと、「睡眠の質」に大きな影響が出る方が多い印象を持っています。
自律神経はなぜ乱れるのか?
● ストレス
人がストレスを感じる場面はさまざまです。
- 人間関係、仕事、家事のプレッシャー
- 温度、音、光といった環境刺激
ストレスを感じると、交感神経が優位になり、体内は興奮状態に促されます。
どんな場面でストレスを感じやすいか?
どんな時にリラックスしにくいか?
日常の中で、自分自身のストレスパターンを知っておくことは、とても大切なセルフケアになります。
● 不規則な生活習慣
睡眠不足、偏った食生活、昼夜逆転、そして夜遅くまでスマホやパソコンを見続けることも、身体のリズムを狂わせる要因になります。私たちの体には本来、一定のリズム(体内時計)があり、それが大きく乱れると、自律神経も影響を受けてしまうのです。
● 心身の疾患
ストレスや生活習慣だけでなく、心や体の疾患も、自律神経の乱れにつながることがあります。
- 自律神経失調症:ストレスなどが原因で、交感神経・副交感神経のバランスが崩れる
- 更年期障害:女性ホルモンの急激な変動によって自律神経に影響が出る
誰にでも起こりうることであり、決して特別なことではありません。
自律神経の乱れに気づくサイン
普段はスムーズにオン・オフの切り替えができていたはずが、
- なんだか体調が良くない
- やる気が出ない
- 風邪でもないのに疲れが取れない
そんな感覚が続くとき、もしかしたら交感神経ばかりが優位になりすぎているのかもしれません。
整えるためにできること
日常の中で、できるだけ「自分をリラックスさせる時間」「ストレスを手放す場所」を持つこと。
例えば…
- 静かな場所で深呼吸をする
- 自然の中を散歩する
- 好きな音楽を聴く
- 体を無理なく動かす(ピラティスなど)
自分なりのリセット方法を見つけて、無理なく、心地よくバランスを整えていきましょう。
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ご相談や疑問があれば、いつでもお気軽にご連絡ください。 スタジオスミカでは、体と心を見つめる時間を大切にしながら、 自律神経のバランスを整えるお手伝いをしています。
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