昨日Twitterで少し触れた「身体の巡り」について、もう少しだけ詳しく書いてみたいと思います。
巡りが悪くなると、何が起こるのか?
- 血流が悪くなる → 身体がほてる
- 水分の流れが滞る → むくむ
- 熱が上に溜まる → 脚が冷える
- 身体が硬くなる
これらは、身体の中の「巡り」が滞ることで起こる症状です。
血の巡り|栄養と熱のバランスを支えるもの
血の役割は、全身に栄養を届け、身体を潤し、熱を冷ますこと。
でも、血が停滞すると巡らなくなり、
- 身体がだるくなる
- 熱が冷まされず、のぼせる
- 朝の目覚めが悪くなる
- 身体が硬くなる
といった不調が出てきます。
1日の中で、血は「作られ」「巡り」「浄化」されますが、無理をするとこのプロセスがうまく働かなくなってしまうんです。
水の巡り|潤いと体温調整を担うもの
水は全身を潤し、体温を調整する働きがあります。
水の巡りが悪くなると、
- 皮膚・口・喉が乾燥する
- むくみが出る
- 便秘や不眠につながる
といった症状が現れます。
これから暑くなる季節、水をただ「摂る」だけでなく「巡らせる」ことが大切です。
熱の巡り|熱がこもると身体は冷える?
一見不思議に思えるかもしれませんが、熱が上に溜まると、下(脚)が冷えるようになります。
具体的には、
- 頭に熱がこもる
→ 脚への巡りが悪くなる
→ 冷え・消化不良・下痢・不眠につながる
「寝つきが悪いな」「頭が冴えてしまうな」 そんなときは、熱が上に停滞しているサインかもしれません。
気の巡りと柔軟性|身体が硬くなる理由
東洋医学では、身体の柔らかさは「気の巡り」で見ていきます。
- 気が巡ると → 血も水も巡る
- 巡らないと → 身体は硬くなる
つまり、気の巡りが全体の巡りのベースになっているんです。
最後に|巡りを観察することから始めてみよう
身体の中で何が滞っているのか、自分で気づくことは難しいこともあります。
でも、こんな症状が出ていたら、一度立ち止まって、自分の「巡り」を見つめ直してみてくださいね。
- 朝がつらい
- 冷えやむくみが気になる
- 呼吸が浅い
- 身体が硬く感じる
どれも、巡りがサインを出してくれているかもしれません。
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