1. ホーム
  2. 心と身体のこと
  3. 呼吸はエネルギーとなり統合する
  • 心と身体のこと

呼吸はエネルギーとなり統合する

僕はピラティスやボディワークを日々提供しており、お客様とスタジオで呼吸を常に循環させています。

自分で思っているだけかもしれませんが、ピラティス界では僕は呼吸にかなり重点を置いてレッスンを進めていると感じています。タイトルにもあるように、呼吸はエネルギーと統合するものです。呼吸の深さによって体の動きの環境が大きく変わり、それが生命力にも影響します。

例えば、体が大きくてマッチョな方でも呼吸が浅ければ生命力として弱いと見なされるかもしれません。反対に、体が細くても呼吸が深く循環していれば生命力が非常に強いと見なされるかもしれません。

多くの場合、筋肉の大きさや見た目で強さを表そうとしがちですが、僕の見方では全く違います。筋肉の大小に関わらず、呼吸の深さが体の強さと考えても良いと感じています。なぜなら、呼吸は生命の維持機能だからです。

前置きが長くなりましたが、今日は呼吸を生理学的に説明し、呼吸が体にどのようなメカニズムをもたらすのかを簡単にまとめてみました。

生物としての呼吸とは?

人は寝ていても起きていても呼吸をしています。呼吸は体内に酸素を供給するために行われます。肺に取り込まれた酸素は血液を通じて体の隅々まで運ばれ、細胞内で有機物を水と二酸化炭素に分解する過程で使用されます。

有機物とは?

有機物とは、炭素を含む化合物であり、炭素と酸素からなるもの(一酸化炭素や二酸化炭素以外)を指します。例として、炭水化物、タンパク質、アミノ酸、脂肪などがあります。日常的な例としては、生き物全般、食品全般、医薬品、プラスチック製品、衣料品、ガソリンなどが挙げられます。

呼吸のメカニズム

有機物が分解される過程でエネルギーが放出されます。生き物の場合、そのエネルギーはATPという物質に閉じ込められ、さらにATPを分解することで生命活動のエネルギーとなります。また、有機物が分解される際に発生する一部の水と二酸化炭素は息として体外に排出されます。

このようなメカニズムを通じて酸素は体内に取り入れられ、細胞内で有機物が分解され、ATPをエネルギーとする過程が「呼吸」と呼ばれます。

呼吸は生命活動のエネルギー源であり、深く吸える体の状態を維持することは非常に重要です。深く吸うことで深く吐くことができ、体の広がりを感じながら深い呼吸を行うことができます。

それが可能なのがピラティスであり、スミカのピラティスとボディワークです。

ぜひ、日常の中で深い呼吸を意識し、心と体が元気で過ごせますように。

お問い合わせ・ご予約はこちらから

スタジオスミカをもっと知りたい方、レッスン・セッションを受けてみたい方はフォームからお気軽にお問い合わせください。

スタジオスミカ公式LINEの
ご登録はこちらから

レッスン・セッションのご予約がもっと便利に。