がんばっている状態って、どんな状態?
「がんばらないって、何もしないことじゃないんだ」そう思ったとき、ふと浮かぶ疑問。
じゃあ、“がんばってる状態”って、どんなこと?」
私たちは日常の中で、知らないうちにたくさんの“がんばり”を抱えて生きています。それが当たり前になりすぎて、もはや“がんばっていること”にすら気づけないこともあります。
たとえば、体はこんなふうにがんばっているかもしれません。
- 常にお腹に力が入っている
- 呼吸が浅く、お腹で吸えていない
- 足をグッと踏ん張り、膝を伸ばしすぎて太ももの前に力が入りやすい
- 肩が上がっていることに気づかない
- 姿勢を良くしようとして、腰を反らせてしまう
- 深呼吸をしても、空気が入ってこない感じがする
- 夜になっても、体や頭がずっと“オン”のまま
- 眠れない、寝つけない、寝ても疲れが取れない
そして、心も一緒にがんばっている。
-「ちゃんとしなきゃ」と、常に気を張っている
- 人前で無意識に体に力が入ってしまう
- 力を抜くことに罪悪感を感じる(=怠けてる気がしてしまう)
- 失敗を恐れて、いつも身体も心も構えている
- 「運動しなきゃ」「動かないと」と、自分を追い詰めている
- ピラティス=筋肉痛、と頑張らないといけないと思っている
- 我慢することが習慣になっている
- なんとなく不安を感じやすい
がんばることは悪いことではありません。その「がんばり」が、あなたのこれまでを支えてくれてきたのも事実です。
でもがんばりすぎていることに気づけたら、体は少しずつ力を抜けるようになります。
がんばらないというのは、怠けることでも手を抜くことでもなく、自分の心と体の声を聴き、呼吸が深まり、体が楽な状態で、痛みや動きの制限がないところから始まっていくのだと思います。
スミカでは、「がんばらない自分に戻る」ために、心と体の“がんばり”に気づいていくセッションを行っています。