姿勢を正すこと、いい姿勢を保つこと。それ自体は決して悪いことではありません。
でも、その姿勢が 「力でつくられたもの」 になっていないでしょうか?
お腹を引き締めて、胸を張って、膝を伸ばして。「ちゃんと立たなきゃ」と思うほど、力が入りすぎて、いつの間にかそれが“普通の姿勢”になっていることもあります。でも、本当の意味での整った姿勢って、力を入れてつくるものではなくて、体が無理なく自然にその形になっている、という状態なんです。
例えば:
- 肩や首に力を入れていないのに、ふわっと背筋が通っている
- 足をグッと踏ん張らなくても、安定して立っていられる
- 深呼吸したときに、体がすっと受け入れてくれる
そんな、「頑張らなくても整っている体」が、本当の意味での 「楽な体」 なんです。
スミカのセッションでは、姿勢を「正そうとする」ことよりも、どうすれば「力みが抜けるか」を丁寧に見ていきます。
整えるのではなく、“整っていく”過程を一緒に探っていく。だからこそ、呼吸が深まり、動きがしなやかに変わり、「自然と姿勢が整っている」 という体感につながっていきます。
がんばらなくても、体は整う。姿勢は、無理やりつくるものではなく、ふっと戻れる場所。その感覚を知ると、きっと体がもっとラクになります。