「お腹の調子が悪い日が続いてる」
「なんだかいつも疲れてる」
「胃腸が弱くなった気がする」
こんな不調、思い当たることはありませんか?実はこういった体のサインには、「ストレス」が深く関係していることがあります。
ストレスが体に与える影響
私たちの体はストレスを感じると、「戦うか逃げるか」のスイッチが入ります。
これにより、心臓の鼓動は速くなり、呼吸も浅く速くなります。頭の中も忙しくなって、常に緊張しているような状態になります。
このモードが続いていると、反対に「休む」「消化する」といった機能は後回しにされてしまいます。
つまり、胃や腸の働きがどんどん弱まってしまうのです。
お腹と脳はつながっている
実は、私たちのお腹と脳は、たくさんの神経でつながっていて、お互いに信号を送り合っています。
そのつながりがあるからこそ、心が落ち着いているときは、お腹の調子も整いやすくなります。逆に、ストレスがたまっていると、そのつながりがうまく働かなくなり、お腹の不調が起きやすくなってしまうのです。
「なんだかずっとお腹の調子が悪い」その原因は?
腸には、食べもののカスや余分なものを運び出す「お掃除機能」があります。でも、ストレスでこの機能が弱くなると、お腹にガスがたまったり、便秘や下痢になったり、腸の中で悪い菌が増えてしまうことも。
また、ストレスが続くと、食欲が乱れたり、つい間食が増えたりすることもあります。これは、体の中でストレスホルモンが出て、血糖値を上下させてしまうことが関係しています。そうすると、腸のお掃除のタイミングも狂ってしまい、ますますお腹の不調につながってしまうのです。
「除菌」よりも大切なこと
腸のトラブルがあると、「悪い菌をなくせばいい」と思いがちですが、実はそれだけでは足りません。本当に大事なのは、「どうしてその菌が増えてしまったのか」を知ること。そして、その背景にある「ストレス」とどう向き合うかが、再発を防ぐカギになります。
まずは、自分の体の声を聞いてみる
忙しい毎日を過ごしていると、自分がどれだけストレスを感じているかに気づきにくいことがあります。
でも、体は正直です。お腹の不調が続くとき、頭では「大丈夫」と思っていても、体は「ちょっと休んで」とサインを出しているのかもしれません。
いろいろ試してもなかなか良くならないときは、食事や運動だけでなく、生活のリズムや考え方、無理している習慣に目を向けてみることも大切です。
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スミカでは【姿勢の改善】と【体の不調改善】を専門にセッションを行っています。
呼吸、姿勢、動き、今とこれからの体に必要なことを評価して、整えて、動いていきます。
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