1. ホーム
  2. 個人セッション
  3. 姿勢を整えるということ|セッション実例とスミカが大切にしている視点
  • 個人セッション

姿勢を整えるということ|セッション実例とスミカが大切にしている視点

「姿勢が悪いから直したい」
そう感じたとき、本当に整えるべきは「見た目」だけでしょうか?

スタジオスミカでは、体全体を丁寧に見立てながら行う個人セッションを通して、姿勢や不調の根本に向き合っています。このページでは、セッションの流れや実例とともに、体がどう変化していくのかをご紹介します。

セッションの流れ

① カウンセリング・対話

まずは、体のこと、日々の悩み、不調に感じていることなどを伺います。ここでのお話が、体を整える方向性を見つけるヒントになります。


② 体の評価(呼吸・姿勢・動きの観察)

立ち姿勢や座り姿勢、歩行、背骨の配置、呼吸の様子、体の使い方の癖を丁寧に見ていきます。このときに感じた小さな違和感が、日常動作の癖や不調の原因、筋肉の緊張につながっていることもあります。

スミカのセッションでは、最初の「評価」をとても大切にしています。

IMACによる可動域のチェックをはじめ、東洋医学の視点や内臓の働きにも目を向けながら、体がどのように動いているのかを立体的に見立てていきます。そうした気づきが、次のステップでどこをゆるめ、どう動いていくかを見極める大切なヒントになります。

【実際のセッション事例①】

「姿勢が悪い気がするけれど、何を直せばいいのかわからない」とお話しされた方がいました。

お話を伺うなかで、生活リズムの乱れや体の緊張の傾向、そして「人から姿勢が悪いと言われたこと」がきっかけで、ご本人もそう思い込んでいたことが見えてきました。実際に脊柱(背骨)を触診してみると、軽い捩れや左右の肩甲骨の違いが感じられました。けれど、いわゆる「猫背」ではなく、背骨には自然な湾曲がありました。

また、ご本人も気づいていなかったのですが、呼吸が浅く、そこから筋肉の緊張がうかがえました。


③ 必要に応じて手技による全身の調整・リリース(ワーク)


体のこわばりや緊張を感じた箇所を緩めて、整えていく時間を設けることもあります。この時点で、呼吸がしやすくなったり、体の変化を感じる方も多くいらっしゃいます。動き出す前に、緊張した部分をゆるめることで、体にかかる負担が軽くなり、日常の動きやエクササイズの質が自然と変わっていきます。

こうした整えの時間は、動きのクセを改善し、体の力が抜ける土台となると考えています。

【実際のセッション事例②】

呼吸の浅さや背骨の軽い捩れがあったため、すぐに動きに入ることは、ひとつのリスクと判断しました。

ピラティスは呼吸と動作を統合させていくことが大切です。そのため、呼吸が浅いままでは、動きの質を高めることが難しくなります。そこでまず、呼吸が深くなるようなアプローチを行い、あわせて可動域に制限が出ていた部位や、硬くなっていた筋肉をゆるめて、動きやすい状態に整えるご提案をさせていただきました。


④ ピラティスエクササイズ(マシン・マット)

マシンやマットを使って、今の体に合った動きを行います。きつい動きや激しい運動ではなく、その人にとって「今必要な動き」を、丁寧に選んでいきます。呼吸や姿勢、動きのイメージや感覚を大切にしながら、体の使い方を少しずつ整えていく時間です。

スミカでは、ピラティスのエクササイズを「動きの再教育」として体を動かしていきます。

【実際のセッション事例③】

動く前の段階でも、体の変化を感じていただけることは多くあります。この方も実際に、「体が伸びた感覚がある」「呼吸が深くなった」と話されていました。ここで終えることもひとつの選択肢ですが、スミカのセッションでは、整った体をより動きやすく統合させていくことを大切にしています。

そのため、体の状態が整ったあとに、マシンピラティスまたはマットピラティスを使って、必要な動きを取り入れていきます。この方の場合は、マシンピラティスを中心に、約20分間、5種目ほどのエクササイズを行いました。


ビフォー
アフター

Before → After(セッション直後)

セッション前は、頭部がやや前方に位置し、背骨全体が緊張で引っ張られているような印象がありました。呼吸の浅さや背面のこわばりが見られたため、まずは「緩める」ことを中心に整えていきました。

多くの方が「背骨を伸ばして姿勢を良くしよう」とがんばるあまり、本来“丸まり”が必要な背骨まで反らしてしまい、かえって重心が前に出てしまう傾向があります。「丸まる=猫背」と思われがちですが、実は、鳩尾(みぞおち)から背中側にかけて、やわらかく丸まっている状態が自然な背骨のカーブでもあります。

セッション後は、体の内側から自然に起き上がるような姿勢になり、頭〜骨盤までの垂直の感覚がご本人にも伝わるように。無理に伸ばすのではなく、「整った結果として起きている姿勢の変化」を一緒に確認しました。


ビフォー
アフター
ビフォー
アフター

Before → After(正面・側面の比較)

この方は、もともと姿勢が大きく崩れていたわけではありません。ですが、正面から見ると、右側の肋骨に軽い締まり(緊張または狭さ)が見られ、上半身の左右バランスに偏りがありました。

アフターでは、その肋骨の緊張がやわらぎ、左右のバランスが整い、軸がより中心に集まった印象へと変化しています。

側面写真では、セッション前はみぞおち(鳩尾)〜肋骨がやや前方に押し出され、重心が上がっているような状態でした。セッション後には、鳩尾の反りがなくなり、体全体が床方向へと伸びていくような感覚に変化。姿勢を「支える」のではなく、「預けられる」ような安定感が体に現れてきた様子がわかります。


⑤ フィードバック・ご提案

セッション後、体の変化や気づきを共有しながら、必要であれば次回のご予約を承ります。また、必要な方には、メッセージにてセルフケアの動画や、フィードバックを送らせていただきます。

【実際のセッション事例④】

セッション前の状態、変化したポイント、今後どうしていくと良いか、ご自宅で気をつけることなどを整理しながらお伝えします。

またスミカでは、LINEなどのメッセージアプリを活用し、セッション後の日常の中で出てくる相談や気になることについて、いつでもご連絡いただける体制を整えています。


【お客様の声・口コミを掲載】


スミカが大切にしていること

スミカの個人セッションは、まず「どんな体になりたいか」「どんな状態を目指したいか」といった目標(ゴール)を大切にしています。そして、そのゴールを達成するために今の体にどんなアプローチが必要かを丁寧に見極め、その過程にしっかりと向き合っていきます。

今の体と、これから目指す体。その間にあるギャップをどう埋めていくか。スミカでは、丁寧な対話と評価を通じて、その道筋を一緒に探していきます。

心と体に力を入れず、「体の力を抜いて、がんばらなくても体は変化する」ことを知っていただきたいです。

- 朝起きると、肩や首、腰に違和感やこわばりを感じる
- 「姿勢を正さなきゃ」と思えば思うほど、疲れてしまう
- 「力を抜いて」と言われても、どうすればいいかわからない
- 深呼吸をしようとしても、胸が詰まったような感覚がある

そんなふうに、心も体もずっと「がんばるクセ・力が入るクセ」がついてしまっている方。スミカでは、力を抜くことを一緒に知り、整えることで少しずつ変化を感じていく。

丁寧に動くことで「楽な体の状態」を見つけていく、そんなセッションをお届けしています。


スミカでは、体と心の声を聴きながら進めることを大切にしています。ご自身の体と、丁寧に向き合う時間になりますように。スタジオスミカは岐阜市・JR岐阜駅から徒歩圏内のピラティスとボディワークのスタジオです。
姿勢の改善】と【体の不調改善】に特化した個人セッションを行っています。

ただ運動するのではなく、呼吸・姿勢・動き・体の状態を評価し、必要な調整を行いながら、丁寧に動いていくことで、根本から身体を整えていくことを目指しています。

岐阜市でピラティスを探している方、自分の身体と向き合う時間を大切にしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
ボディワークの視点を取り入れた、やさしいピラティスの時間をご体験いただけます。


👉 公式LINEで相談・予約する

お問い合わせ・ご予約はこちらから

スタジオスミカをもっと知りたい方、レッスン・セッションを受けてみたい方はフォームからお気軽にお問い合わせください。

スタジオスミカ公式LINEの
ご登録はこちらから

レッスン・セッションのご予約がもっと便利に。