踵に体重が乗ると、身体はどう変わる?
立っているとき、自分の重心がどこにあるか、意識したことはありますか?
実は、足の裏のわずかな重心のズレが、体全体の姿勢や感覚に大きく影響しています。
踵に重心が乗るとどうなる?
割と多いのが「踵重心」
無意識のうちに体重が踵に偏ってしまう状態です。
このとき、身体には以下のような変化が起こりやすくなります:
- 肋骨が前に開きやすくなる → 胸が反り、呼吸が浅くなりやすい
- 骨盤が前に傾き開く→ 反り腰気味になり、腰に負担がかかる
- 太ももの前側(大腿四頭筋)が張る→ 無意識に前ももで体を支えようとする
一見すると「立てている」ようでも、実は体が後ろに倒れないよう、前側の筋肉が頑張って支えている状態。
これが、慢性的な前ももの張りや腰の緊張につながっていることも少なくありません。
重心は「どこ」にあればいいの?
では、理想的な重心とはどこなのでしょうか?
それは、**足裏全体に均等に乗っている状態**。
かかと・母指球・小指球の「3点」に、ほどよく体重が分散していると、
全身のバランスも自然に整ってきます。
スミカでは4点ということもあります。かかと・かかとから外側の少し前・母指球・小指球
このとき、肋骨は締まり、骨盤は中立に近づき、太ももではなく体の奥の筋肉で支えられるようになります。
重心を変えるには、まず「気づくこと」から
もし前ももがいつも張っていたり、反り腰になりやすかったりするなら、
まずは立ったときの足裏の感覚に目を向けてみてください。
- どこに体重がかかっている?
- 指先は浮いていない?
- 足裏全体を感じられている?
そんな小さな気づきが、身体の感覚を取り戻す第一歩になります。
> 姿勢を整えようとしても、うまくいかない
> ストレッチしても前ももの張りが取れない
もしかすると足の裏の重心がズレているサインかもしれません。
土台を整えることで、体は驚くほどスムーズに変わっていきます。
スタジオスミカは岐阜市・JR岐阜駅から徒歩圏内のピラティスとボディワークのスタジオです。
【姿勢の改善】と【体の不調改善】に特化した個人セッションを行っています。
ただ運動するのではなく、呼吸・姿勢・動き・体の状態を評価し、必要な調整を行いながら、丁寧に動いていくことで、根本から身体を整えていくことを目指しています。
岐阜市でピラティスを探している方、自分の身体と向き合う時間を大切にしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
ボディワークの視点を取り入れた、やさしいピラティスの時間をご体験いただけます。