おそらく2年ぶりでしょうか。先日、久しぶりに単発講座を開催しました。マットピラティスの養成講座は毎年行っていますが、振り返ってみると単発講座は2023年以来。時の流れは本当に早いものですね。
今回のテーマは
「身体を観て、触れて、感じる ピラティスの講座 〜脊柱〜」
“見る・触れる・感じる” ことを養う時間として、約3時間の講座を行いました。
やはり3時間では少し足りなかったため、次回は4時間、もしくは1日かけて行う形がちょうど良いかもしれないと感じています。
脊柱を「観る」ということ
今回の講座では、体の中心である「脊柱」を扱いました。
脊柱は頚椎・胸椎・腰椎・仙骨から成り立ち、まさに体の軸骨格。
「何が正しい位置なのか?」
「どちらに捻れているのか?」
「どうなっているのか?」
そんな疑問を解消するため、解剖学の視点(特に筋肉の特徴)を踏まえながら、脊柱の評価方法を学んでいきました。
ピラティスでは「この骨を順番に動かして」などとよく言いますが、実際に“見て、触れて、的確に指導する”ことはとても難しいものです。
「動かない場所」に対する発想
脊柱には多くの筋肉が付着し、神経とのつながりも深く、さらに内臓の状態が動きの制限に影響を与えることさえあります。
「動かないから、ここを動かせばいい」という単純な発想だけで終わらず、
「なぜここが動かないのか?」
「その背景に何があるのか?」
と考えを広げていくことが大切です。
今回の講座でも、そんな話をしながら進めていきました。振り返ると、かなりざっくりした説明ですね(笑)。

遠方からのご参加、感謝です
今回は岐阜だけでなく、京都からお越しくださった方もいらっしゃいました。
Instagramをずっと見てくださっていたとのことで、本当に嬉しかったです。ありがとうございます。
スミカの講座について
スミカの講座は、少人数制(定員6名)で行っています。
- 養成講座を受けたけれど、体の理解がいまひとつ深まらなかった方
- ピラティスのエクササイズは分かるけど、体のことをうまく伝えられない方
- 評価方法を学びたい方
- 一般の方でも「体の仕組みをもっと知りたい」と思う方
そんな方々に向けた学びの場です。
難しいことを教える場ではなく、「体って面白いな」「もっと知りたいな」と思えるきっかけになれたらと思っています。
次回のお知らせ
次回は 9月30日(土) に開催予定です。
テーマは 「骨盤・脚・足編」。時間は現在調整中です。