養成講座のフェーズ2が終わりました。 今回は「リリース」と「プレピラティス」がテーマでした。
その中で、改めて印象に残っていることがあります。 それは、「体を観るときに、まず印象を感じることが大切」だと伝えた場面です。
オノマトペという言葉があります。
「カチカチ」や「ユルユル」のように、擬音・擬態を使って感覚を表す表現です。
これは、体を見るときにもとても役立つものだと感じています。たとえば、仰向けに寝て膝を立てていただいたとき、その体勢がどんな印象を持って見えるか?
体全体を通して、“感じたこと”はありますか?
フワ?ガチ?グッ?
- フワッとしている
- ガチガチに固まっている
- グッと窮屈そう
- ボヨッとして安定しない
こういった“印象”から、体のニュートラル(中心軸)がとれているかどうかが見えてきます。
違和感がある場合は、その印象が姿勢のサポートが必要なサインであることもあります。
印象から入る、という視点
マットピラティスやマシンピラティスなど、動きに特化したメソッドでは、体の評価をすることが難しい場面があります。特にグループレッスンでは、一人ひとりを丁寧に見るのは簡単ではありません。
だからこそ、「印象から入る」ことはとてもわかりやすく、良い入口だと感じています。印象もまた、体から放たれるサインのひとつなのです。
一つの印象から、広がる視野
ピラティスは、ただエクササイズをするだけではありません。印象から動きのクセを見抜いたり、クセの背景にある内側の状態(神経系・感情・癖づいた反応など)へとつながっていくこともあります。
一つの印象から、視野が広がり、深くお客様を観ることができる。これは、リードピラティスの特徴であり、大切にしている姿勢です。
養成講座で、学ばせてもらっていること
養成講座を行うたびに、「何をどう伝えれば伝わるのか?」「どうすれば理解が深まるのか?」を自分自身でも問い直しています。
その中で、こうして言語化できることが増えているのは、受講生のおかげです。こちらが教えているようで、実は学ばせてもらっている。そんな良い循環の中にいることが、今とても嬉しく、楽しいです。