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ピラティスは「美」だけじゃない。内側から整える力と、その本質にふれる

はじめに|ピラティスに何を求めていますか?

最近、日本でもマシンピラティスのスタジオが増え、「ボディメイク」「美しい姿勢づくり」といったイメージが浸透してきています。ですが、そもそもピラティスは“日常動作を楽にするため”のメソッド。美しさはその結果であり、本来の目的ではありません。


アメリカと韓国、それぞれの影響

健康やトレーニングに関する知識や考え方は、アメリカから入ってくることが多く、評価や分析、機能的なアプローチが整っていると感じます。最近では“外見”だけでなく、“内側の感覚や神経的な反応”を大切にする傾向も見られ、動きや体の使い方を丁寧に観察する文化も増えているようです。

一方、日本におけるピラティスは、韓国発のブームの影響を大きく受けています。美しさへの意識やスタイル重視のニーズが高く、「見た目」を整えることが目的となっているケースも少なくありません。


ピラティスの本質は「動きやすさ」

もちろん、どちらが良い・悪いという話ではありません。

ただ、“美しさ”から始まったブームは、一過性になりやすいという側面もあるように思います。

本来、ピラティスは体の内側から整え、「動きやすさ」や「日常の快適さ」を育てるもの。だからこそ、長く付き合えるライフスタイルの一部として、広がっていってほしいと願っています。


マットピラティスの可能性

マシンピラティスが注目される中、マットピラティスは「地味」と思われがちですが、自分の体を深く観察し、向き合えるピラティスとしてとても優れた方法です。

流行りではなく、自分の体と丁寧に関わる習慣として、マットピラティスにももっと光が当たってほしい。


おわりに|目の前の人に寄り添えるピラティスを

私はピラティスが好きです。そして、続けることで変化していくお客様の姿を見るたびに、その本質的な価値を感じます。

「ピラティスをしている自分」がすごいのではなく、「誰かのために寄り添えるピラティス」が、社会や人の暮らしを温かく変えていく。

そんな風に、もっと多くの人に、ピラティスの良さが届いていったら嬉しいです。

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