私たちの足には、両足合わせて56個の骨が存在しています。
その骨に筋肉や神経がつき、全身の体重を支えながら、さまざまな情報を脳に伝えています。
まるで家でいう「土台」や「柱」のように、足には重要な役割があります。

足裏は変化しやすい場所

▼悪い意味での変化

- 足の使い方

- 歩き方

- 靴の影響

こうした要因で、足は簡単に「間違った使い方」に変化してしまいます。

▼良い意味での変化

でも逆に、足裏は「良い刺激」で変化を促すことも可能です。
足裏には固有受容器という神経系のセンサーが多く存在し、脳へのフィードバックを助けています。

> 昔ながらの銭湯にある“足つぼの石”なども、意外と理にかなった道具です。

> ※ただし刺激が強すぎるのは注意！

扁平足と身体への影響

「扁平足（へんぺいそく）」という言葉、聞いたことがあるかと思います。
足の内側が潰れて、地面に沈み込んでしまっている状態です。
この状態では土台が不安定なため、足から伝わる衝撃が全て膝・股関節・腰・首へと伝わり、身体全体に悪影響を及ぼします。

足裏を“評価”してみよう

まずは自分の足の状態を知ることが大切です。

以下のような点をチェックしてみましょう：

- 踵重心になっていないか？

- 足の指に力が入りすぎていないか？

- 母趾球（親指のつけ根）が浮いていないか？

- 小趾球（小指のつけ根）が浮いていないか？

- 扁平足になっていないか？

ワークのヒント

- 踵重心 → 母趾球と小趾球で床を感じるよう意識してみましょう

- 足の指に力が入りすぎている → 指の力を抜く方法を考えたり、足裏を優しく触ってみましょう

- 母趾球が浮いている → 母趾球で床を押す意識

- 小趾球が浮いている → 小趾球でも同じく床を押してみる意識

> まずは「知ること」からスタートしてみましょう。

なぜ足裏が大事なのか？

足裏で支える感覚が得られないままでは、ピラティスのエクササイズがただの「筋トレ」になってしまうことも。

ピラティスやヨガ、これから始める運動でも、足裏の意識は大きな違いを生み出します。

ぜひ、自分の「足」に意識を向けてみてくださいね。

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