指導者養成講座day5.6

シルバーウィークにあたる19日(土)20日(日)にリードピラティス協会指導者養成講座day5.6をスタジオスミカで開催しました

この2日間で1期生は折り返し地点です!day5から本格的にピラティスのエクササイズに繋がっていきます。まずはコアから下肢の動き、day4までのプレピラティスが理解できていることでday5の内容にが正しく理解して実践することができます。

厳しいことを言うと、ここまでのリリースやプレピラティスをあまり行わずに過ごしてきた受講者さんはここから大変になると思います。

なぜかと言うと、動作で身体の縮こまりや、代償動作が出てしまうと、その動きのせいで正確な動作や、感覚を身につける、感じることができなくなります。

指導者にはクオリティー、動きの質をより求めていくので、そこを感じれることで自分に落とし込むことができて、お客様に共有することができます。そのために養成講座では一つ一つの動作を大切にして丁寧に共有していきたいです。

day5もいつもと同様、プレレッスンから初めていきました。皆さんレッスンの伝え方が上手になってきて、努力をされてるな、前回の指摘を改善しようと努力しているなと感じます。

ヒップロール

day5は「ヒップロール」と言うエクササイズを中心に内容を共有しました。リードピラティス協会ではこのヒップロールを何よりも大切にしています。レッスンでは必ずと言っていいほど、どのレッスンでも取り入れているエクササイズです。

日常生活の中で足の裏を意識して歩いている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?

ベタ足、股関節が動かず膝から下のみで歩いていたり、ズルズルと歩いている方。心当たりはありませんか?これらを解決して足のグラウディング力を高める、地面が押せて、姿勢良く歩くことができる、身体のの土台を取り戻すことができるエクササイズがこの『ヒップロール』です。

day5は1日かけてこのエクササイズとバリエーションを行いました。

day6

この日もプレレッスンからスタートしました。その後に頭部と体幹を繋げるエクササイズを共有し、学びました。

「ヘッドロールアップ」というエクササイズがあります。ストレートネック、スマホ首、猫背、胸が縮こまっている。これらはスマホやパソコンの代償として生まれた姿勢だと考えています。

上手く頭の位置をコントロールすることができず、頭を前に出してしまう、この姿勢を改善できるのが『ヘッドロールアップ』です。

写真では動作を撮れていませんでしたが、開始姿勢です。(笑)

この動きはいわゆる腹筋動作となりますが、クオリティーが全く違います。ただの腹筋動作ではありません。正しく行えば上記のことを含め、首回り、肩周りの筋肉は緩み、伸びて動かしやすくなることと、声が出しやすくなるので、声を出す職業の方はとても質の良いエクササイズと言えます。

day6はこの動作と関連するエクササイズのバリエーションを行いました。

この2日間で行ったのは主に2つのエクササイズのみに着目して進めていきました。残しの講座は4日間、この基礎が身につくことで残りのバリエーションに繋がります。

文章だけを読むと、難しそうだなーと感じてしまう方もいるかと思いますが、全くそんなことありません。終始楽しく講座は進んでいます。

受講者さんも自主的に動画を撮って動作分析したり、和気藹々と充実した講座を行えています。

来年2月から2期養成講座をスタートすることになりました。ご興味がある方はお問い合わせください。